【工場の現場とは?】初めて工場で働く人必見!中の人が明かす、工場の現場の雰囲気と人間関係

こんにちは。工場男です!

今回は、

 
コージ
工場で働くんだけど、よく聞く現場って何?
 
 
ヨーコ
現場の人って怖いのかな?



という疑問にお答えします。

工場で初めて働こうと考えている方、赴任先が工場だったという方は、自分がどんな所で働くのか知りたいですよね。。。

ぜひ事前に理解してしまいましょう!

・工場の現場について

・「現場の人」ってどんな人のこと?

・職種別でわかる!現場の人間関係

工場の現場って何?

工場の現場とは、

もの作りをしている場所のこと
です。
工場は製造部門、検査部門、設計部門等の複数の職場で成り立っています。
その中で現場とは、主に製造部門で実際にもの作りを行なっている職場のことを指しています。
 
そして、この現場には工場の約8割ほどの人が在籍をしています。
それでは、現場にはどのような人たちがいるのでしょうか。

現場にいるのはどんな人たち?

現場には3つの職種の人が在籍しています。

①管理者・・現場の管理・監督をする人(全体の1割以下)

②社員・・現場で機械の操作やオペレーションをする社員(全体の3〜4割程度)

③契約従業員・・現場でライン作業をする従業員(全体の5〜6割程度)
※割合は職種によって異なります。
まず管理者は、「全国転勤をしている本社の人」たちです。
大学を卒業し本社で採用された人たちであるため、体を使う仕事よりも頭を使う仕事を行なっています。
現場で実際に作業をするわけではなく、生産数の決定や新商品の導入等を主に行なっています。
 
次に社員は、「高卒・専門学校卒で現地採用されている人」たちです。
工業高校出身の人たちが多く、機械いじりが得意な人たちが多いイメージです。
機械を相手にする仕事であるため、コミュニケーションがあまり上手くない人も一定数は存在します。
いわゆる現場の怖いおじさんというイメージを持たれることも多いですが、現場の機械に関する知識は十分にあり、頼れる存在です。
主に機械の操作や保全・改善活動を行なっています。
 
最後に契約従業員は「現地採用されるアルバイトやパートタイムの人」たちです。
若者、おじさん、主婦等の多様な方達がいます。工場の中で1番の割合を占める人たちのため、人間関係もやや複雑です。
主に現場でのライン作業を行なっています。

人間関係ってどうなの?

それではここで、多くの方が気になる人間関係についてご紹介していきます。

よくある構図を用いて、それぞれ説明していきます。

人間関係に悩まれている方は、ぜひこちらの記事もご確認ください。

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管理者✖️管理者の関係

管理者は工場の中でも人数が少ないため、比較的良好な人間関係である事が多いです。

それは、少ない仲間であるため飲み会やゴルフ等のイベントを多く行い、結束を高めているからです。

しかし、対立する職場の管理者である場合、仕事だけでなく人間関係でも対立する事がまれに発生しています。

 

管理者✖️社員・契約従業員の関係

基本的には上司と部下の関係ですが、管理者の人柄によっては対立する場合があります。
管理者が現場を考えない、現場の意見を聞かない、現場を知ろうとしない等を行うと、管理者と現場で激しく衝突します。
対立が生まれた職場では社員たちの士気が下がり、不良品が多発したり、その改善がほとんど進まないといった事が発生します。
 
逆に仕事の能力が低くても人柄が優れた管理者の下では、現場の社員が能力を発揮して生産効率が向上することもあります。
 

 

社員✖️社員の関係

社員は同じ高校の出身者や同じ地域に住んでいた人が多く、高校の延長線上のような人間関係です。

職場異動もほとんど発生しないため、数十年間同じクラスにいるような環境です。

そのため、仲の良いグループと仲の悪いグループが存在し、おじさん同士の対立も存在します。

 

機械を見れば状況がわかってしまうことも多いため、意思疎通がほとんど無い職場もまれに存在します。そのため、営業に比べて、人間関係がかなり希薄かもしれません。

 

しかし、同じ趣味を持つ人同士は強い結束が生まれ、仕事上でも良い人間関係を作っています。

 

社員✖️契約従業員の関係

社員と契約従業員も基本的に上司と部下の関係ですが、お互いに不満が生まれる場合があります。
作業がメインであるため、同じ環境にいても会話が少ない事がほとんどです。そのため、些細なことでトラブルが起きるケースがよくあります。
 
社員
これやっといてくれる?
 
契約従業員
なんでいつも偉そうに言うんだろ。。
 
ほとんど話さないため、指示・命令の言い方ひとつで人間関係が悪化することもあります。
 
また、社員から見ると、
 
社員
あの人はいつも無駄話しばかりしているな。。
 
と少し話しているだけでも、このような印象を持たれてしまう事があります。
 
これらのほとんどは業務に追われている工場で特に発生しています。
 
 

 

契約従業員✖️契約従業員の関係

契約従業員は基本的にライン作業に入っているため、かなりドライな人間関係です。

人と話す機会が少なく、同じ職場でも話した事がない人も存在します。

 

そのような状況でも、女性同士はいくつかのグループが存在しています。リーダー的な女性に嫌われると、孤立してしまうことも発生します。しかし、仕事上では話す機会が多くないため、1人でも全く気にしない方は長く働いているイメージです。

 

どんな工場だと人間関係は悪くなるの?

これは以下3点の悪いポイントがある工場で発生すると思います。

①残業時間が多い

②職場環境が悪い(暑い、キツい、臭い等)

③管理者と社員の関係が悪い
※現場を無視した無理難題を押し付けられるから
 
コージ
ストレスになる事が多いと、人間関係にも影響が出るんだね。。
逆にこの3つのポイントが無い職場では、比較的良い人間関係である事が多いです。
管理者・社員ならば自分たちで改善するチャンスがあるので、改善を進めるべきだと思います。
 

まとめ

いかがだったでしょうか。

工場は閉鎖的な空間であるため、その中身はなかなか知らない事ばかりかもしれません。

 

自分が働こうと思う工場のことは、ぜひネットを駆使して下調べをしてみてください。

人間関係を改善されたい方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください!

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