こんにちは。工場男です!
今回は工場で働く本社採用の総合職は、普段どんな仕事をしているのか私の実体験をもとにお話しします。
工場とはいっても製造部門、品質部門、事務系部門、と多岐に渡りますが、まずは製造部門に特化してお話しいたします。就職や転職活動でメーカーを狙っている方々の参考になればと思います。
工程管理
工場に配属する総合職の方は、主に職場を管理する立場で配属されます。
1つの職場で複数の工程を見る事も多く、会社によってはいきなり“主任”という役職を得る事もあります。役職の肩書から見てわかる通り、各工程を管理する立場になります。
なので、実際に作業をすることはほとんど無く、各工程をより良い状態へ近づけていくために管理をしていく事が求められています。
職場の管理
総合職は職場の長として配属をされるため、必然的に職場の管理をする必要が出てきます。
職場には、現地採用の社員と契約従業員・パートの方々が在籍しています。
総合職はこれらの方々の労務管理、教育、現場の各社員が担当する業務の管理を行います。
特に大事になるのが、現場の各社員が担当する業務の管理です。工場には納期、原価、品質に関する目標があり、それが職場単位で細かく決められています。その目標を達成する為に、職場の各社員がライン作業とは別に各役割を割り振られます。
その割り振り方や進め方を決め、サポートするのが総合職の役割となってきます。つまり、その方の仕事の出来栄えが管理する総合職の方の評価へと繋がり、さらに工場の評価へと繋がってくる為、重要な職場管理の内容となってくるのです。
他部門との調整
総合職は新商品・新設備の導入や各種監査・審査の対応を行う為、社内・社外の各部署と仕事を行います。
また、何か大きなトラブルが発生した際は社内組織と対応を協議し、社外組織と改善を進めていくという事も発生します。
よって、総合職が他部門と現場を繋ぐ調整役となり、物事を推し進めていく必要があります。
各部署と連携を取り合いながら大枠を決め、自職場へ落とし込むまでが仕事となる為、現場を正しく理解している必要があります。
いかがだったでしょうか。今回は総合職の仕事内容を大きく3つに分けてご紹介しました。今後はこれらの内容を深掘りしていきたいと思います。